KiCAD7 フットプリントレイアウトツール
KiCAD7 を使って、回路図ができたあと、PCB図にフットプリントのインポートを行うと綺麗に並んだレイアウトで部品が配置されます。
リファレンスの番号順でわかりやすいのですが、配線を行うには若干厄介です。
そこでフットプリントが回路図と同じような配置になれば、配線時にとても便利、ということでこのツールを作りました。
このツールを使うと、回路図と同じような配置に、部品位置が変更されます。
操作方法:
実行ファイル PCBlayout.exe を同じディレクトリに入れて、図1のようなフットプリントのインポート後に実行してください。 →【PCBlayout.exe の公開方法を検討中】
動作シーケンス:
はじめに 入出力ファイル名(回路図、PCB図)を探す
Path1 回路図ファイルからリファレンス(R1など)と座標を拾う
Path2 PCBファイルからリファレンスを探して、対応した座標の行数を記録
Path3 PCBファイルの対応した座標を変更して変更後のPCBファイルを仮出力
さいごに 仮出力ファイル名を修正。古いファイルは、OLD_kicad_pcbとして保存
その他:
ユニットに分かれている部品(ICなど)は、回路図のユニット1がPCB図の位置になる。
既知のバグ:
回路図のリファレンスが、普通と違うものがあり、(たとえば2か所ある、最初の座標は過去の座標を示している?など) 位置が変更されない、または、ずれることがある。

標準のレイアウト

PCBlayoutでのレイアウト

